![ビールに餃子が合わないワケがない!静岡市葵区人宿町の“餃子専門店”「包 (パオ)」](https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/womo-bucket/ckfinder/column/%E5%8C%85_PAO/240229_%E5%8C%85_12.jpg)
ビールに餃子が合わないワケがない!静岡市葵区人宿町の“餃子専門店”「包 (パオ)」
2024年1月にオープンした「包 (パオ)」は、静岡市駿河区用宗のクラフトビール醸造所「West Coast Brewing(WCB)」直営の“餃子専門店”。ディナーだけでなくランチ営業も行い、WCBのビール片手に昼飲みもOK。オリジナルの餃子をはじめ、数種類の餃子メニューやビールにもぴったりの一品メニューを揃える。「包 (パオ)」スタッフにおすすめのメニューやお店の魅力を伺った。
クラフトビールとの最高のペアリングを叶える“餃子専門店”
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2024年1月19日、静岡市葵区人宿町の屋外型テラス・フードホール「HITO / THE YARD」内にオープンした「包 (パオ)」は、静岡市駿河区用宗にクラフトビール醸造所を構える「West Coast Brewing(WCB)」直営の“餃子専門店” だ。
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開放的かつオリエンタルな雰囲気の客席
にぎやかな人宿町通りのネオンに引き寄せられるようにお店へ入ると、スタッフの川久保さんと鈴木さんが明るく出迎えてくれた。
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スタッフの川久保さん(左)と鈴木さん(右)
「包 (パオ)」では、焼き餃子以外にも揚げ餃子や水餃子、焼売のほか一品料理のおつまみなどラインアップも豊富。WCBのビールに合うようにと、オーナーやスタッフで考えたメニューもあるのだとか。
さっそく、おすすめのメニューやこだわりを聞いてみた。
「包 (パオ)」スタッフおすすめのメニューは?
「PAO餃子」
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まず食べてほしいのは、スタンダードスタイルの「PAO餃子」。
レシピの開発は、WCBとも親交が深い宇都宮餃子の老舗メーカー「栄久食品」。
その日届いた新鮮なお肉と、栃木県産のニラなどの国産野菜をたっぷりと使い、モチモチの皮で包んだ餃子は、タレなしでも食べられるほどしっかりとした味付け。クラフトビールにも負けない味わいを目指した。
「包 (パオ)」の餃子は、満足感のある大きめのサイズが特徴。どれも注文が入ってから焼き上げるため、肉汁を逃さずとてもジューシー。
「メキシカン餃子」
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「包 (パオ)」の特徴のひとつが、多国籍なアレンジメニュー。スタッフおすすめの「メキシカン餃子」は、タコス風に味付けしたひき肉が決め手で、ライムを絞るとまた違った味わいに。一度食べると“メキシカン沼”にハマる人が続出。
「イタリアン餃子」
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カラッと香ばしい揚げ餃子に濃厚なトマトソースをたっぷりとかけ、仕上げにパルメザンチーズを削りかけたイタリアン風。ビールに合うように計算された人気の一品。
そのほか、ビールのおつまみとしてよく知られるバッファローウイングの揚げ餃子版「バッファロー餃子」は、甘辛く酸味のあるソースがクセになると評判。
「新野菜餃子」は野菜の割合が多く、キャベツの甘みを感じられる。あっさりしているため女性にも人気。
「PAOのヒレカツ」
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スタッフおすすめの一品料理。棒状のヒレカツをサンチュに包んで、パクッと一口。「包 (パオ)」という店名の通り、“包む”楽しみのあるメニューだ。片手にヒレカツ、もう片手にビールを持ってペアリングを楽しもう。
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「包 (パオ)」のランチも大人気!昼飲みもOK
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「包 (パオ)」では、選べる定食Setを提供するランチ営業も行っている。
ごはんやスープ、キムチ、ナムルなどの一品料理もついて大満足!
特に、せいろで蒸された大きな肉焼売とカニ焼売が2つずつ入った「PAOの焼売2種Set」は、お昼休憩に訪れた会社員などからも好評だ。
【ランチ】11:30~15:00(L.O.14:30)
※ごはん(大盛無料)、スープ、キムチ&ナムル付き
「PAOの焼餃子Set」……900円(5個)、1300円(10個)
「PAOの焼売2種Set(肉焼売&カニ焼売)」……900円
「ルーロー飯Set」……1000円
※2024年5月時点の金額
ビールの注文は、真横の「WCB第参番移動式冷蔵庫」で
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「包 (パオ)」の真横には、同じく直営のボトルショップ「WCB第参番移動式冷蔵庫」があり、ビールの注文はここで行う。
「WCB第参番移動式冷蔵庫」では、生ビール全6タップに加え、WCBから毎週欠かさずにリリースされる新作の缶ビールを常時10種前後提供している。
餃子にぴったりな酸味のあるサワー系や、ガツンとした味わいのもの、ビールが苦手な人でも飲みやすい軽くてフルーティーなものまで、自分好みのビールに出会えるかも。
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両店舗を行き来して楽しんでもらうため、「包 (パオ)」ではあえてビールメニューを用意していないそうだ。
「包 (パオ)」と「WCB第参番移動式冷蔵庫」では、両店舗で購入したフードやドリンクの持ち込みもOK。
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ビールとフードメニューのペアリングは何通りもあるので、
何度来ても飽きず、いつも新しい発見があるのが「包 (パオ)」の魅力だ。
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クラフトビールだけじゃない。餃子にぴったりのおすすめのドリンク
ビール以外にも、餃子に合うドリンクをたくさん用意している。
その中でもスタッフおすすめの2点をご紹介。
PAOのレモンサワー
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紹興酒をスパイスの効いたジンジャーエールで割り、フレッシュなレモンを絞ったPAO特製レモンサワー。鼻から抜ける紹興酒とレモンの爽やかな香りと、ほんのりとした甘みが特徴。餃子との相性はバツグン!
PAOのハイボール
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桂花陳酒というキンモクセイのお酒を、スパイスの効いたジンジャーエールで割った、華やかな香りのハイボール。女性からも人気が高く、さっぱり飲めておかわりが止まらない…!
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自家製レモンシロップを使った「レモネードサワー」もおすすめ!ソフトドリンクとしても人気
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「包 (パオ)」のスタートは“お客さんの声”から
「包 (パオ)」がオープンした経緯を、スタッフの2人が語ってくれた。
「新たな直営店をオープンするにあたって、WCBのお客さんにどんなお店がいいか意見を聞いてみたんです。そこで『ビールと餃子って合うよね!』という声を多くいただいて。
クラフトビール醸造所の直営店なので、これまではどうしてもビールが中心になりがちだったのですが、食事だけでも気軽に足を運べるお店がいいねと、お客さんやスタッフたちで意見を出し合った結果、“餃子専門店”という形になりました」と鈴木さん。
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「私たちスタッフとしても、うちのビールと餃子の組み合わせなら絶対に間違いない!という自信もありましたし、最後はお客さんの声が後押ししてくれました。
クラフトビールが飲めるお店って“ちょっと入りづらい”というイメージを持たれがちなんですが、『包 (パオ)』は気軽に寄ってくれる方も多くて、あるお客さんからは『クラフトビールを好きになるきっかけになりました』と嬉しい言葉をいただいたんです」と川久保さん。
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いつも「包 (パオ)」には、訪れるお客さんとスタッフの明るい会話が飛び交っている。
お客さんとのコミュニケーションが活発なことを生かして、そこで生まれた意見をうまく取り入れながら、メニューを増やしていく予定だそうだ。
「包 (パオ)」は、これからきっとたくさんのお客さんから愛されるお店になるだろう。
ぜひみなさんも、足を運んでみてほしい。
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軒先の提灯に描かれているのは、オリジナルキャラクターのぱおちゃん
「包 (パオ)」の詳細情報
住所/静岡市葵区人宿町2-5-19
営業時間/ランチ11:30~15:00(L.O.14:30)、ディナー17:00~22:00(L.O.21:00)
定休日/月曜
電話番号/054-397-1729
駐車場/なし
その人らしさやそこにある想い、空気感、手触りを大切に書いています。まちを歩いて、自分だけの“好き”を見つけることの楽しさを、文章を通して伝えられたら嬉しいです。