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お気に入りの本やCDの表紙を飾って。シンプルで使いやすいディスプレイラックをDIY

お気に入りの本やCDの表紙を飾って。シンプルで使いやすいディスプレイラックをDIY

お部屋がオシャレに変わる!ディスプレイラックの作り方

お部屋に合わせてカスタマイズもできる、見せる収納『ディスプレイラック』

見せる収納と隠す収納を両立できるディスプレイラック。上段の棚はオープン。下段はフラップ扉を付けて、お気に入りやインテリア性の高い本やCDジャケットを飾っておくことができる。フラップ扉はスライドレールで取り付けることもあるが、今回はもっとシンプルに、シリコンスプレーで滑りをよくした溝に、棚ダボを滑らせるだけの、器具を使わずつくるスライド式のフラップ扉の付け方を紹介。これなら材料費を抑えられるだけでなく、サイズを気にせずにカスタマイズができるので、ぜひチャレンジしてみて。全体を組み立てる時にはハタ金で固定すると、歪みがなく側板と棚板を組み立てることができる。

使ったのはコレ


●桐集成材 600×300×15mm 1,480円
●桐集成材 1820×250×18mm 3,780円
●MDF 600×450×5.5mm 548円
●S-241 棚ダボSS-312 4個入 398円
●ストレートビット 5mm SRB-3 1,080円
●スリムねじ 小箱 3.3×25mm 598円
●スリムねじ 小箱 3.3×30mm 598円
●スリムねじ 小箱 3.3×35mm 598円
●シリコンスプレー 420ml 498円
●ミルクペイント ピスタチオグリーン 450ml 1,880円
●ミルクペイント クリームバニラ 450ml 1,880円
●ドリルドライバー、トリマー、サンダー、ハタ金、差し金、多用途接着剤、ローラー、刷毛等


※最寄店舗に掲載商品がない場合は、取り寄せにて承ります。
※掲載価格は変更となる場合がありますのでご了承ください。


【材料(見本)】
・桐集成材 1820×250×18mm
(A)520×250×18mm 2枚
(B)336×250×18mm 2枚
(C)20×295×15mm 
(D)30×295×15mm

・桐集成材 600×300×15mm
(E)300×250×15mm
(F)295×300×15mm 
(G)50×20×15mm 4本

・MDF 600×450×5.5mm
556×336×5.5mm

つくりかた

【1】木材を加工する


図1


図2


図3


サイズにカットした材料を面取りしたら、(A)(B)(C)にスリムねじを打つための下穴をあける。(図1~3 参照)

【2】スライドの溝をつくる



図4(A)側板/スライド機構


図5(F)とびら/横


側板(A)にフラップ扉をスライドさせる機構をつくる。図のように5mmのダボ穴をあけたら、トリマーを使って溝を掘っていく。治具をつくっておくと、真っ直ぐ正確な溝が掘れる。(図4、5参照)
ダボ穴をあける時は、棚ダボの長さに合わせてドリルの刃にビニールテープを巻いておくと便利。

【3】塗装をする



本体の外側になる部分の桐集成材とMDFはミルクペイント ピスタチオグリーンで、棚板と扉はミルクペイント クリームバニラで塗装する。広い面はローラーを、木口などの狭い部分は刷毛で塗装すると仕上がりがきれいになる。

【4】スライド部分を調整する



塗装が乾いたら、扉のダボ穴に接着剤でタナダボを付ける。棚ダボ(金属)と木材を接着させる時は、多用途接着剤がおすすめ。シリコンスプレーを屋外やよく換気をした室内で吹きつける。

【5】扉を取り付ける


扉を収納した時に受けになる(G)をスリムねじで留める。(図4 参照)

【6】扉と本体を組み立てる



扉(F)に本などの受け部分になる(C)(D)を接着剤とスリムねじで取り付ける。(図5 参照)
ラックの片方の側板に天板と底板を取り付けたら、扉を溝にはめた状態でもう一方の側板をスリムねじでとめる。扉が正面に来るよう向きに注意し、上手くスライドするかどうかをよく確認してから組み立てよう。

【参照】vol.53 スリムワゴンの作り方を参考にしてみよう

https://womo.jp/column/detail/35469/

【7】棚板を取り付ける



図6 扉を閉じた時の正面


最後に棚板と背板を取り付けて完成。ハタ金で本体を固定して棚板が側板に対して直角になるように取り付ける。ハタ金を使って組み立てると、材料が浮いたり取り付け時にゆがむのを防ぐことができる。(図6 参照)

【8】ディスプレイラックの完成


ワンポイントアドバイス!

使い勝手のいいシンプルな構造

フラップ扉はレール部品などを取り付けず、溝にダボを滑らすだけのシンプルな構造。扉のサイズは、本体よりも少し大きくしてあるので、閉める時はそのまま下ろすだけ。ロック機能を付けていないので開け閉めがサッとでき、とても便利。

溝掘りや面取りに便利なトリマーを活用して

溝掘りや面取りを、きれいに素早く行いたい時にはトリマーを使うのがおすすめ。ビットを付け替えることで、様々な形の溝や面をつくることができる。目的に合わせて使い分けてみよう。

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更新日:2024/3/18

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