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働く女性の魅力に迫る「Woman's File」_ao warau トツカ エミコさんにインタビュー[3/3]

静岡の働く女性にインタビューし、その輝きの秘密に迫る「Woman's File」。womo2020年5月号掲載の女性を3回にわたりご紹介[第3回]

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トツカ エミコさんにインタビュー 最終回

完熟の美味しさを届け、「もったいない野菜」を救済

そもそも、会社勤めをしていた私が野菜に関わったきっかけは、千葉のブラウンフィールドや藤枝の杵塚ファミリー宅で、農作業を手伝いながら滞在するファームステイをしたこと。それまでの、朝出勤して夜中に帰宅するまで、ずっとエアコンの中にいるような生活は、なんだか季節から取り残されるように感じていたんです。日の出とともに起き日が沈んだら仕事は終わり、そんな農的生活をしてみたくなって。その後カフェを開くまでは、市内の榎本農園さんで働きました。まかない係も任され、一日分の野菜が一食で摂れる料理を毎日作りました。仕事での調理経験はなかったですが、料理は好きなので楽しかったですね。そこで、今日明日には食べないと廃棄になってしまう、完熟の「もったいない野菜」がたくさんあることも知りました。
そんな経緯と、地元で野菜を作る農家さんの協力で、野菜たっぷりのプレートランチを提供する念願のカフェを開くことができました。店づくりのコンセプトはみなさんに楽しんでいただける場所。2階にはアトリエも設けてあります。ここは工房でもあり、料理教室やワークショップを行うスペース。落ち着いたら企画を再開したい。衣食住に関するカルチャーを皆様と楽しむ場でありたいと思っています。


トツカ エミコさんのお仕事風景

カフェではキッチンでの調理を中心に、旬替わりのスイーツメニューの考案や接客も含め、業務全般に携わる。仕事の中で時に好きな作業は盛りつけ。色とりどりの野菜で、まるでお皿の上に絵を描いているような気分になるのだそう。今後は2階にあるアトリエで開催する企画も増やしていく予定。

更新日:2020/5/28
コラムシリーズイメージ

Woman’s File 静岡の輝く女性をクローズアップ。「リアルライフ」が、働く女性の魅力に迫る『Woman’s File』としてリニューアル!仕事もプライベートも自分のやり方でチャンスを掴み夢をカタチにした女性たちの体験談は、あなたが夢を実現するための原動力になるはず。

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