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【第51回】走れ! T校バスケット部(2018年)

まぶしくてくすぐったいけど素直に感動! イケメンだらけの青春バスケ映画

筆者:こしあん
映画・海外ドラマ、Bリーグ、読書、お笑い、カメが大好き。
特技はイントロクイズ(80年・90年代ソング限定)。
怖がりのくせにホラーとミステリーが大好きで、生まれ変わったらFBI捜査官になりたい。
休日にどれだけ家にこもっていてもまったく苦にならない超インドア派。
ゆる~い解説で好きな映画を紹介していきます。

『走れ! T校バスケット部』(2018年)

今月号は「いい男」特集ってことで、私が大好きなBリーグの選手を発表しちゃいますね!
熊谷尚也選手(川崎)、石井講祐選手(渋谷)、渡邉裕規選手(宇都宮)、篠山竜青選手(川崎)……あっ、もちろんベルテックスの選手は全員好きです! と分かりやすい忖度をしたところで(笑)、イケメンがじゃんじゃん出てくるバスケ映画を紹介したいと思います。

『走れ! T校バスケット部』は、負けてばかりの雑草チームが奇跡を起こす、実話に基づく青春ストーリー。

▼予告編はこちら


勧善懲悪、親切設計、王道一本道。
道徳の教材に使われそうな、さわやかな作品。めちゃくちゃ分かりやすくて、昭和っぽい展開。まぶしすぎるくらいにご都合主義的でも、素直にウルッとしちゃいます。
脚本は『おっさんずラブ』の徳尾浩司なんですよ。笑って泣けること期待できちゃうでしょ。

志尊淳、佐野勇斗、戸塚純貴、竹内涼真、千葉雄大……眼福だらけの2時間。なかでも戸塚純貴が演じたおかっぱ頭の生徒が最高でした。バスケオタクで知識はあるんだけど、体がついてこない。でも明るくて楽しいムードメーカー。こういうキャラ大事!
YOUが演じた先生も良かったですね。バスケのことをまったく分かってない、ふわふわした顧問だけど、実はちゃんと生徒たちのことを考えていて、サラッと良いことを言ってくれる。

どんなに強いチームよりも、たとえ弱くても一生懸命でフェアで謙虚で、仲間同士で助け合いながら困難を乗り越えていくようなチームを応援したくなる。

3か月に1回くらいは、こういう映画を観て心と体を清めないとなぁと思いました。

更新日:2020/8/12
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