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【Woman's File】東京海上日動火災保険(株) 静岡支店 沼津支社 副主任 山岡 万莉さん

働く女性の魅力に迫る『Woman's File』。womo1月号掲載の女性をご紹介

山岡 万莉さんにインタビュー

東京海上日動火災保険(株) 静岡支店 沼津支社 副主任 山岡 万莉さん

愛知県知立市出身。大学卒業後、東京海上日動火災保険(株)に入社、名古屋支店に4年間勤務する。結婚を機に静岡支店沼津支社に転勤。昨年11月に東京の本店ビルで開催した「ふじのくに しぞ~かマルシェ」のメンバーとして、クラフトビール店の出店を取りまとめるなど、イベント成功に貢献した。


地域の産業や経済の発展を広い視野を持ってサポートする

企業選びで重視したのは女性が活躍するフィールド

高校卒業時は、まだ具体的な将来像がなかったのですが、経済の仕組みを学ぶことが社会に出た時に役に立つと、大学は経済学部を選びました。就職活動では業種を絞らずに、自宅から通えるエリア内で、女性のライフスタイルの変化にも対応しながら働ける会社を受けました。この会社の女性社員と話す中で、実際にキャリアを分断せず働いていると思い、入社を決めました。働き始めて感じたのは、性別関係なく、大きな仕事を任せてもらえる環境があるということ。最初に配属されたのは自動車営業部で、自動車保険の代理店が顧客になるのですが、新人でも13店舗ある大きなカーディーラーを担当することができました。また、現場を知ることが大切だと改めて実感する機会もありました。お客様のもとに代理店の担当者さんと初めて同行した時です。自分の会社が扱う商品なのになにも説明できなかった経験から、お客様や代理店の方の話をしっかりと聞き現場を知るよう心がけています。今回のイベントの仕事でもその習慣が役立ったと思います。

イベントで得た経験を今後の業務にも生かす

沼津支社への異動で知った「しぞ〜かマルシェ」。メンバーの応募は締め切った後でしたが、私自身、静岡のことをもっと知りたかったので、追加でメンバーに加えてもらいました。お客様でもあるクラフトビールのお店の出店交渉で貢献できたこと、経営者さんと本音の話ができたことが嬉しかったです。なにより、企業のマッチングや共創も視野に入れたプロジェクトに参加でき、とても刺激を受けました。事務中心の通常業務は、なんとなく私が目指す方向と違うかなと感じていましたが、それは保険商品のことしか見ていなかったから。今年からプロジェクトリーダーも女性となり、彼女の視野の広い仕事ぶりに、私たちの仕事は地域経済の活性化や地元企業の事業拡大に役に立つ仕事だと気づかされました。〝ワクワク〞という言葉は会社のキャッチフレーズにも使われていますが、私も大好きな言葉。今後は、地域の顧客の新たなチャレンジをバックアップできるようなイベントやプロジェクトの企画も、積極的に提案していこうとワクワクしています。

山岡さんのTurning Point

<22歳>社会貢献できる企業に就職

金融系企業で社会の基盤を学びたいと、東京海上日動火災保険(株)に入社。自動車営業部に配属になり、人の役に立ちたいと、がむしゃらに働く。


<26歳>結婚し、週末は静岡で過ごす

転勤で先に静岡に住むご主人とは、しばらく週末婚に。翌年の異動で静岡勤務の希望を出す一方で、毎週末は県内各地に足を運ぶようになる。


<26歳>静岡に転勤が決まり引っ越し

静岡支店沼津支社に異動、初めて愛知県を離れて暮らすことに。仕事では事務全般を担当。「しぞ~か
マルシェ」のメンバーにも立候補する。


<27歳>イベントの経験を業務に活かす

社内の別部署のメンバーや顧客とのコミュニケーションで、仕事面の視野が広がり、今後のキャリア形成の軸となる新たな目的を見出す。


東京本店内で物産品販売を通して静岡県の魅力を発信する「ふじのくに しぞ~かマルシェ」(静岡県共催)は、女性社員が中心となり企画、実行する。今回は、出店交渉も直接行い、通常の業務の枠を超えた、地元企業とともに「オープンイノベーション」の可能性を見出す有意義な機会になった。

更新日:2019/12/16
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