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若手茶農家の挑戦。山あいのお茶で作る和紅茶

まだ知られていないオクシズの魅力を大発掘!オクシズならではの心休まる食やお店を紹介します。

若手茶農家の挑戦。山あいのお茶で作る和紅茶

5月上旬、この時期のオクシズは猫の手も借りたい程に忙しい。お茶刈りのため、地域のお店は一斉に休業。親戚や家族、子供からお年寄りまで総出でお茶刈りをするのが習慣だ。安倍川上流にある玉川地区でも、お茶と奮闘する1人の若者がいる。志田島園7代目、佐藤誠洋さん(29歳)。佐藤さんは、静岡大学農学部を卒業後、24歳で就農。今では、茶製造の全てを任される程に成長した。


左から玉川紅茶、玉川茶、玉川ほうじ茶

顧客が安心して飲めるよう、土作りや肥料作りからこだわり、日夜研究を重ねてきた。そんな佐藤さんが、自分の代から始めた事業が「和紅茶」の開発だ。代々志田島園で作られてきた在来茶を発酵させることで、紅茶を製造。その味は渋みが少なく、より甘みを際立たせる。香りもほんのりと甘く、山あいで育てられた茶葉の特徴をしっかりと紅茶へと活かした逸品だ。「玉川紅茶」の名で少しずつ広がりを見せる志田島園。今後も佐藤さんの挑戦に注目していきたい。

【志田島園】

販売店舗:Conche、満緑カフェ&ショップ、お抹茶こんどう
※WEBサイトや電話で販売中

電話

090-5104-2514

WEBサイト


【筆者/とみー】
静岡市の中山間地「オクシズ」に移住した26歳。オクシズでまちおこしの仕事に取り組んでいます。趣味はギターとサッカー観戦。渓流釣りも始めました。オクシズに住んだからこそ感じた魅力を紹介します。

更新日:2018/8/21
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オクシズでひとやすみ まだ知られていないオクシズの魅力を大発掘!オクシズならではの心休まる食やお店を紹介します。

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