ビューティ特集に合わせた「美容画」。このイラストで意識したのは「光と影」。たとえばアイラインの色はメイクの通りに描くと、当然同色になりますが、左目と右目で変えています。光の当たり具合によって、色味が変わる様子を表現しました。ちょっとした絵画的テクニックで、絵が淡白にならずに「多彩」になる秘訣です。私たちの顔も同じで、いつものメイクを少し変えるだけで、印象が違ってきますよね。そんな小さなワクワク感も表情にして、描いたつもりです。鏡に映る顔？それとも写真立て？…ご想像にお任せします。「絵」ならではの鑑賞術ですから！

米澤よう子さんプロフィール

イラストレーター。
化粧品パッケージの女性画が代表作。
パリ在住4年の経験から「パリ流」の著書シリーズを刊行。
最新作「パリジェンヌのように少ないモノでスッキリ暮らす」（SBクリエイティブ）。

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womo発行日［毎月第4木曜日］に更新

次号womo2017.10月号の巻頭特集は「古き良き日本のならいごと」。
どんな素敵な表紙になるのでしょうか。
9月28日（木）発行です。お楽しみに。