WOMO

中部電力
カフェのようなキッチンに! ブレッドケースの作り方。初心者でもかんたんDIY

カフェのようなキッチンに! ブレッドケースの作り方。初心者でもかんたんDIY

私にもできる♪ブレッドケース

キッチンがおうちカフェに変身!『ブレッドケース』

お気に入りのパンがあると、朝食の時間がいつもより楽しみになるもの。でも、袋に入ったままだと、ちょっと味気ないかも。そこで、衛生面にも配慮できる扉付きのブレッドケースをDIY。カフェのように、おしゃれにディスプレイしながら保存してはいかが。高さのあるものを入れる時は、中の棚を取り外せばOK。背面は開閉できるから、カウンターキッチンでキッチン側から入れた物を、ダイニングで取り出す際も使いやすい。パンやお菓子だけでなく、調味料入れにもおすすめ。本来の使い方以外でも、玄関に置いてお出かけに必要な小物の定位置しにしたり、アクセサリーケースにしたりと、自由な発想で使ってみて。

使ったのはコレ

image-41418-0

●メルクシパイン集成材 910×300×10mm 1,480円
●メルクシパイン集成材 600×300×10mm 980円
●桧材 1820×30×12mm 458円
●MDFボード 600×300×5.5mm 428円
●サンデーPET 透明 450×600×2mm 2,380円
●ポリケア 748円
●桧棒 900×7×7mm 80円
●桧棒 900×3×5mm 52円
●桧棒 900×5×10mm 80円
●黒ヌリ丁番 32mm 278円
●スタンダードハンドル ブラック 108mm 278円
●アロンアルファ プロ用No.3 715円
●セメダイン スーパーXG 20ml 498円
●ソーガイドF 鋸セット 7,480円
●テントアート 170ml 白 818円
●BRIWAX ラスティックパイン 2,850円
●電動ドライバー、鉄工ドリル1.5mm、スポンジ、ミニビス(25mm・13mm)、竹用ドリル15mm、サンダー、クランプ、木工用接着剤、ステンシルシート

※最寄店舗に掲載商品がない場合は、取り寄せにて承ります。
※掲載価格は変更となる場合がありますのでご了承ください。

【材料サイズ(見本)】
・メルクシパイン集成材 910×300×10mm
(A)230×230×10mm 2枚
(B)380×210×10mm 1枚

・メルクシパイン集成材 600×300×10mm
(C)380×150×10mm 1枚
378×150×10mm 1枚

・桧棒 900×7×7mm
(D)140×7×7mm

・桧材 1820×30×12mm
(E)317×30×12mm 2本
(F)225×320×12mm 2本

・桧棒 900×5×5mm
380×5×5 2本

・桧棒 900x10x5mm
380×10×5 2本

・桧棒 900×5×3mm
380×5×3mm 4本

・MDFボード 600×300×5.5mm
210×204×5.5mm 2枚

・サンデーPET 600×450×2mm
340×185×2mm 1枚

つくりかた

【1】側板を斜めにカットする

image-41418-1

image-41418-2

image-41418-3

サイズにカットした側板用の材料(A)を、ソーガイドFを使って図1の位置で斜めにカットする。切りたいラインにガイドを合わせて、平行になるように木材を固定、ソーガイドをスライドさせながらカットする。それぞれの材料をカットしたら、サンダーで面取りをする。

【2】ワックスで塗装し、本体を組み立てる

image-41418-4

image-41418-5

image-41418-6

面取りした木材、MDFボードをBRIWAXで塗装する。ワックスを塗ったら、少し時間をおいて余分なワックスをウエス等でふき取る。ワックスが乾いたら図2のように本体の枠を組み立てる。

【3】引き戸レールと棚の桟木を取り付ける

image-41418-7

image-41418-8

image-41418-9

image-41418-10

【拡大】断面図


image-41418-11

【拡大】C部分


image-41418-12

【拡大】B部分


図3の位置で、引き戸のレールを取り付ける。レールの溝となる部分に幅6mmの棒をガイドとしてあてがい、ねじは使わず、木工用接着剤と瞬間接着剤を併用して桧棒を取り付ける。レールを取り付けたら、棚板の桟木(D)を、写真のように90mm幅の板をあてがって取り付ける。

【参照】vol.91 初心者でも簡単に手づくり!黒板のガーラントパネルをDIY

https://womo.jp/column/detail/40887/

【4】ステンシルをする

image-41418-13

image-41418-14

サンデーPETにテントアート(白)で、裏側からステンシルを施す。乾いたら、表面にポリケアをウエスなどを使って塗布し、静電気の発生を防ぐ。

【5】扉の組み立て

image-41418-15

image-41418-16

image-41418-17

image-41418-18

扉の枠を図4のように組み立て、スーパーX(接着剤)を使って扉にサンデーPETを取り付ける。マスキングテープで固定して、接着剤が固まるまでしばらく置く。

【6】金具の取り付け

image-41418-19

image-41418-20

image-41418-21

扉に取手と丁番を取り付ける。MDFボードに図5の位置に竹用ドリル15mmで穴をあけ、レールに差し込む。表側から棚を入れたら扉を乗せ、本体側の丁番を取り付ける。

【7】ブレッドケースの完成!

image-41418-22

ワンポイントアドバイス!

使い方のバリエーション

今回作ったブレッドケースは、キッチンでパンや調味料を入れる以外にも、リビングなどでアクセサリーや小物を入れたり、雑貨を飾ってもおしゃれ。また、カウンターキッチンなどで使う時は、裏側のMDFボードの扉をアクリル板にすれば、どちらからも中身が見えて使いやすいでしょう。

ステンシルを長持ちさせるには?

ステンシルは裏側からペイントして

樹脂材にステンシルなど塗料を塗ると、少し引っ掻いただけでも簡単にはがれてしまう。そこで、今回は傷がつきにくくなるように、裏側からスポンジでステンシルを施している。ステンシルシートを貼る時は見た目が裏になるように気を付けて。

手ぶらでもOK! 気軽に手づくりができる「DIY工房」を利用して

ジャンボエンチョー静岡店やホームアシスト清水駒越店など、5店舗に設置されているエンチョーの「DIY工房」。さまざまな手工具や電動工具などを自由に使うことができる。初心者や初めて使う道具の使い方が分からないときも安心の、DIYアドバイザーによるサポートもあり。カフェにいるような落ち着きのある空間は、DIY女子の間でも話題のスペースに。

「DIY工房」イベント開催中

そんな「DIY工房」では、楽しいDIYイベントを随時開催中。DIYアドバイザーが講師だから、初心者からDIY経験者問わず参加OK。一人で参加しても、つくっている間に気づいたらDIY仲間に。内容は、DIYのほかガーデニングや網戸補修など幅広く、自分の目的に応じて選べる。まずは気になるイベントに参加してみよう!

image-41418-23

100以上のDIYレシピから、自分のお気に入りを探してみよう!

更新日:2023/7/28

よみものシリーズ